3月12日｜【公式】じょうじ歯科クリニック

10年ということもあり、例年に比べより一層メディアはここぞとばかり特集を組みことさらに震災話題をアピールしていました。いつものこととはいいながら12日になると、あるいは来週になると、もう次の話題。これは済んだ、ということで。もちろんいつまでもそればかりではないのでしょうが、このことさら感がなんとも私にはいやらしく感じる。まあ、みんなが思い出す機会を提供しているという意味では意義はあるのでしょうが。

さて日々報道されるコロナ過。新しい日常といいながら良くも悪くも慢性化してきている窮屈な生活ですが、いつ果てるとも知れず、ある意味震災よりタチが悪いともいえる。これも数年後に振り返りの特集ができるような峠をすぎた話題になっていればいいのだがどうでしょう。

いまだに私の知る限り歯科医院クラスターは出ていません。もちろん感染対策には十分に留意しているのですが、これだけリスクが高いと想像できる現場で出ていないことはむしろ驚きでさえあります。今後も患者さんや社会に安心できる歯科医療環境を提供していかなければいけないとみんな頑張っているよね、と同業諸氏に拍手をおくります。もちろん当院も。